アグリ・スタディ・プログラム(農業体験学習プログラム)

  1. SDGs目標番号

    目標4(質の高い教育をみんなに) 目標11(住み続けられるまちづくりを)

  2. 種別

    その他

  3. タイトル

    アグリ・スタディ・プログラム(農業体験学習プログラム)

  4. 氏名/団体名

    新潟市アグリパーク (アグリパーク運営グループ)

  5. 要旨

    アグリ・スタディ・プログラムは、「子どもたちが農業のすばらしさに気付き、人との絆や命を大切にして、ふるさと新潟を愛し誇りに思う」、「持続可能な社会の実現に向け、生きる力を高める」ために、新潟市が策定した。アグリ・スタディ・プログラムは、幼稚園要領・学習指導要領に基づいて作成された農業体験学習プログラムであり、すべて学校の授業として行われている。

  6. キーワード

    体験学習プログラム、農業理解、郷土愛

  7. 関連する地域

    新潟市及び全国

  8. 参考URL

    http://www.niigata-aguri.com/

  9. 備考

    アグリ・スタディ・プログラムは、「小学校編」、「中学校・中等教育学校編」、「特別支援学校編」、「幼稚園編」、「適応指導教室編」で構成されている。新潟市では、アグリ・スタディ・プログラムに基づいて体験学習を行うすべての場を教育ファームと定義している。新潟市の教育ファームには、新潟市アグリパーク、いくとぴあ食花、近隣農家、学校教育田、学校教材園がある。アグリ・スタディ・プログラムには70の主要プログラムがある。その内の45が新潟市アグリパークで行う体験学習であり、新潟市アグリパークは教育ファームの中心的な役割を担っている。体験学習プログラムでは、「五感を通して学ぶ」、「アグリ魂で学ぶ」、「働くことを通して学ぶ」、「専門家に学ぶ」等を大切にしている。主な体験 活動としては、「耕起・畝作り・苗植え・収穫体験」、「食味・加工体験」、「搾乳・餌やり体験」等がある。新潟市アグリパークについては「日本初の公立教育ファーム」の項目を参照。新潟市・新潟市教育委員会編『新潟発わくわく教育ファーム:アグリ・スタディ・プログラム改訂版』・『アグリ・スタディ・プロ グラム実践集:農業体験学習で子どもの心と頭を耕す』、真柄正幸「マルチステークホルダーの連携・協働―新潟市アグリパークにおける実践―」日本生涯教育学会『生涯学習研究e事典』所収、http://ejiten.javea.or.jp/content26518029.htmlを参照のこと。

  10. 執筆者

    真柄 正幸 (新潟市食育・花育センター)