社会的包摂の道を拓くオンライン講座

  1. SDGs目標番号

    目標4(質の高い教育をみんなに) 目標10(人や国の不平等をなくそう)

  2. 種別

    講座

  3. タイトル

    社会的包摂の道を拓くオンライン講座

  4. 氏名/団体名

    さいたま市桜区公民館5館 (さいたま市教育委員会)

  5. 要旨

    さいたま市桜区の大久保東公民館を中心とした5館(田島/土合/栄和/大久保)はオンラインで「もし荒川が氾濫したら?日常から備える防災講座」を開催した。終了後のアンケートには「歳をとって歩けなくなっても講座に参加出来る!」「公民館は遠いけど学べますね」などの意見がみられ、ニューノーマル時代の公民館の在り方を示すとともに、新規利用者を発掘し、あらゆる人々を包摂する公民館の可能性を拓いたといえるであろう。

  6. キーワード

    デジタル技術活用、社会的包摂、ニューノーマル

  7. 関連する地域

    埼玉県さいたま市

  8. 参考URL

    https://gakushu.city.saitama.jp/search/searchlist.aspx?ht=2

  9. 備考

    新型コロナ禍の中で、社会教育領域にあってもオンライン講座が様々な地域で多様なかたちで行われ、society5.0、DX(Digital Transformation)に向けての第一歩が踏み出された。しかも、さいたま市桜区の公民館が示したように、デジタル技術の活用は予想を超えた効果をもたらしている。講座終了後のアンケートでは、次のような意見も出された。チャットはじめてで楽しかったです。/家で受けられるため参加しやすかったです。/コロナ下、出かけることなく、とてもベストな講座に参加できて感動しています。将来的に足腰が弱ってもオンラインなら学ぶことができるのではと思いました。/今まで公民館を利用したことがない層にも広がる可能性を感じました。/コロナ禍で高齢者宅への訪問も憚れるなかで、自治会や地域活動にzoomを使いたいという声もよく聞きます。命を守るうえでも、今後は高齢者こそICTスキルは必要になるかと思います。

  10. 執筆者

    浅井 経子 (八洲学園大学)